カーリースの注意点

月々の金額は安いが、ボーナス払いがある

よく広告などでリース料が『月々5000円』~や『月々1万円から』とうたっているものをよく見ますが、それらの金額はボーナス払いを前提とした金額になります。リース会社によってボーナス払いの金額が異なっているので、月々が安いからと言ってボーナス払いの金額が高いと結局トータルの支払い額が高くなっているケースが多々あります。ですので、カーリースを比較する際はリース期間の総支払額を確認しましょう。

リース期間が長いときは注意

カーリースの契約期間は最長11年のプランもあります。その場合、もちろん月々の金額が安かったり、最後に車がもらえたりする場合もあります。しかしリース期間が長くなると結局トータールの支払い金額が高くなってしまいますし、途中でライフスタイルが変わり車を買い替えようとしたときに解約が出来ず、中途解約金が必要になってしまいます。また、年数が経つと車も経年劣化により故障リスクが増えますので、カーリースの契約期間は、自分に合った適切な期間を設定しましょう。

残価金額に注意

カーリースは多くの場合、残価金額が設定されています。残価金額とはリース契約が満了したときの車の査定価格になります。この金額をあらかじめ差し引いてリース料を計算しているため月々のリース料が安くすることが出来ます。しかし、この残価金額はリース会社によって異なる為、残価金額を適正な金額にしないと契約満了時に多額の追加費用がかかる場合があります。適正な残価金額はリース期間や車種によって異なる為、同じ車種、同じグレードで相見積もりを取ると良いでしょう。月々の金額が安くても残価金額が高い場合は注意が必要です。

走行距離の制限や車の傷に注意

カーリースは契約内容によって走行距離に制限がある場合がありますので、契約前にしっかり確認しましょう。走行距離に制限のある契約の場合、その走行距離を超えてしまうと追加費用がかかる場合がありますので必ず確認しましょう。また、車を返却の際は基本的に原状回復が必要になりますので、大きな傷や凹みがあると追加費用がかかってしまいます。ですので必ずカーリースに契約する場合は、任意保険の車両保険にしっかりと加入しましょう。車両保険に加入しておけば万が一事故があった時も保険で費用が負担されますので安心です。