新型ハイゼットカーゴ・アトレー・ピクシスバン&ハイゼットトラックのメーターに突然スパナのマークが出てビックリしてしまった方は、こちらをご覧ください。
2021年12月にモデルチェンジした、新型ハイゼットカーゴ・アトレー(S700V)とハイゼットトラック(S500P)には、エンジンオイルの交換時期を知らせるオイルメンテナンスウォーニングシステム(オイル劣化警告)が搭載されています。
メーターに表示されるスパナのマークはこのオイルメンテナンスウォーニングシステムがエンジンオイルの交換時期をお知らせしてくれています。
この警告灯が表示された場合は、エンジンオイルが交換時期になっていますので、なるべく早期にオイル交換をしましょう。
また、最近エンジンオイルの交換をしたのにスパナマークが表示される方は、オイルメンテナンスウォーニングがリセットされていないかも入れません。
エンジンオイル交換後は表示灯のリセットが必要になりますので、今回は表示灯のリセット方法を紹介します。
表示灯の表示内容
TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ搭載車
エンジンオイルの交換距離が近づいていることをお知らせします。
N/A車 リセット後
9000km到達時
ターボ車 リセット後
4000km到達時に表示
エンジンオイルの交換距離に達したことをお知らせし、オイル交換を促します。
N/A車 リセット後
10000km到達時
ターボ車 リセット後
5000km到達時に表示
それ以外のLCDメーター搭載車
エンジンオイルの交換距離が近づいていることをお知らせします。
N/A車 リセット後
9000km到達時
ターボ車 リセット後
4000km到達時に表示
エンジンオイルの交換距離に達したことをお知らせし、オイル交換を促します。
N/A車 リセット後
10000km到達時
ターボ車 リセット後
5000km到達時に表示
オイルメンテナンス表示灯のリセット方法
オイルメンテナンス表示灯のリセット方法は、上記のメーターの種類によって異なりますので注意してください。
TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ搭載車の場合
①IG”ON”にして、ステアリングスイッチを操作し、TFTの設定画面を開く
②設定画面の『オイル劣化警告初期化』を選択する。
③リセットしますか?『はい』を選択する。
④画面の表示がリセット中から”リセット完了しました”に切り替わったことを確認し、IG”OFF”する。
それ以外のLCDメーター搭載車の場合(スパナのマークのみ表示されている場合)
①IG”ON”して、コンビネーションメーターのトリップ表示をAにする。
②IG”OFF”して、コンビネーションメーターのODO/TRIP ボタンを押す。(手順④まで ODO/TRIPボタンを押し続ける)
③IG”ON”する(エンジンは始動させない)
- IG”ON”から3秒間は、ODO/TRIPボタンを押し続けてください。
- エンジンか始動した場合は、リセットが出来ない場合があります。
④オイル劣化ウォーニングが6回点滅するのを確認し、ODO/TRIPボタンを離す。
- オイル劣化ウォーニングが点滅を始めると、リセットが開始されます。
- IG”ON”から3秒後にオイル劣化ウォーニングが点滅しない場合は、リセットされていないため、手順②からやり直してください。
⑤オイル劣化ウォーニングが12回高速点滅する。
⑥オイル劣化ウォーニングが消灯したことを確認し、IG”OFF”する。
IG”OFF”後30秒間は、バッテリー端子を切り離さない。
ウォーニング表示が再表示される事があります。
最後に
上記の方法で、オイル劣化ウォーニングランプが点灯した場合はリセットすることが出来ます。DIYでエンジンオイルを交換される方は必ず覚えておきましょう。
それでも、オイル劣化ウォーニングランプが消えない場合はすぐにお近くのディーラーで見てもらってください。
エンジンオイルの交換は、車を安全に長く乗る為に必ず必要なメンテナンスです。交換の目安は、N/A車の場合5000km。ターボ車の場合3000kmで交換するとより良いでしょう。
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